神戸駅前 松村歯科医院、歯科衛生士の木村です
今年は寒い日が長かったですがやっと桜も満開春がやって来ました
さて、突然ですが・・・
皆さん歯ブラシの後のうがいはどれぐらいの量で何回程度うがいをされますか?
割と多めの水で沢山?/歯磨き粉の味がなくなるまで?/少量の水で1回程度?
今、市場に出回っているほとんどの歯磨き粉にはフッ素が含まれています
フッ素は虫歯の原因菌の働きを弱め、歯の表面を強化して虫歯になりにくくする働きがあります
そのため、特に虫歯になりやすい「生えたての乳歯」や「生えたての永久歯」をもつ子供にフッ素塗布をすることが多いですが、実は大人にもフッ素は重要なんです
大人になると不規則な生活で歯ブラシがおろそかになったり、一度治療した歯が再度虫歯になる2次虫歯のリスクが上がりますまた、歯周病によって歯茎が下がり歯の根っこ部分が露出し、その部分が虫歯になりやすくなります
本医院でもフッ素塗布は行っていますが、普段の歯磨き時に少し工夫をすることで、フッ素をお口の中に長く留めておくことが出来るんです
その方法は・・・「少ない水で5秒程度1回だけうがいをする」です!ポイントは少ない水!(大体おちょこ1杯程度)と、1回のうがいです
「1回のうがいじゃ歯磨き粉の味がして気持ち悪い」と思われるかもしれませんが、せっかくのフッ素を洗い流してしまっては意味がありません
また歯磨き後1~2時間は飲食を控えるとさらに効果的です
フッ素の量ももちろん多い方が効果的残念ながら市販されている歯磨き粉のフッ素濃度はさほど高くないので、医院で販売されているものの方がより虫歯予防が出来ます
しかし、フッ素入り歯磨き粉を使ったからと言って虫歯にならないわけではありません!毎日の適切な歯ブラシがお口のトラブルを予防する1番の方法です
定期検診はもちろんのこと、フッ素入り歯磨き粉をうまく活用し、虫歯0をめさしましょう!!