クリーニング

当院のクリーニング

パウダークリーニング

こちらのパウダークリーニングは当院の分院であるデュオこうべデンタルケアクリニックPINOにておこなっております。

パウダークリーニングは歯周病や虫歯の原因のバイオフィルムを染め出しすることで、トラブルを起こす原因を確実に取り除いていきます。予防先進国ヨーロッパで行われている、GBTと呼ばれる予防に特化した新しいメインテナンスの方法です。PINOではスイスEMS社のエアフローを用いております。

水と空気とパウダーで、歯の着色汚れを優しく取り除きます。終わったあとはツルツルの歯をご体感いただけます!詳しくはPINOのホームページでご確認ください。

PMTC

PMTCとは、ドクターや歯科衛生士が専用器具を使って、ご自宅でのケアだけでは除去しきれない歯垢や汚れなどを落とすクリーニングです。PMTCを受けて歯を清潔にすることで、効果的に病気予防をはかることができます。また、病気予防だけでなく、歯の黄ばみや着色の改善にも効果を発揮します。PMTCをご希望の方は、神戸市中央区・高速神戸の当院にお越しください。

歯石除去

スケーラーという専用器具を使って、ご自宅でのケアだけでは除去することが難しい歯石や汚れを落とします。

定期健診

定期的に当院にお越し頂き健診を受けられることで、むし歯や歯周病などの病気を早期発見・早期治療することができるようになります。これらの病気は、初期段階には痛みやしみなどの症状が現れにくいという特徴がありますので、歯を健康な状態に保ち続けるためにも、当院で定期健診を受けられることをおすすめします。患者さんの歯の状態によっても異なりますが、3ヶ月から半年に1回程度の健診を推奨しています。神戸市中央区・高速神戸付近で歯の定期健診をご希望の方は、是非お越しください。

フッ素塗布

むし歯菌の発育抑制などの効果が期待できる「フッ素化合物」を塗布することで、歯をむし歯になりにくくします。また、フッ素化合物がイオンコートとして歯の表面を覆うことにより、むし歯が出す酸による歯の溶解を抑えるなどの効果も期待できます。

フッ素塗布は、年に2~4回程度定期的に受けることで、予防効果が高められるとされています。

当院のクリーニングの特徴

患者さんのモチベーションを高めるクリーニング

松村歯科医院では、患者さんの「歯を清潔に保つ」というモチベーションを高めて頂くために、クリーニング前とクリーニング後にお口の中を撮影し、その変化をご確認頂いています。また、位相差顕微鏡でもってお口の中の細菌の量を実際に見て頂いています。

今、ご自身のお口の中がどんな状態なのか、そして、クリーニング後にどう変化したのか、そうしたことを実際に目で見てご確認頂き、モチベーションを高めて頂ければと思います。

歯科衛生士は担当制

松村歯科医院のクリーニングでは、歯科衛生士は担当制です。患者さんお一人おひとりのお口の中の状態を、歯科衛生士がしっかりと把握し、効果的にクリーニングを行っていきます。

予防歯科について

予防歯科とは、むし歯や歯周病などの病気を治すためではなく、それらの病気を予防することを目的に行われる歯科治療です。「歯科医院は、歯が病気になってから行くところ」とお考えになられている方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。「病気にならないために行くところ」でもあるのです。

予防歯科の先進国であるスウェーデンでは、こうした考えが国民の間に浸透しており、定期健診の受診率は大人で80%以上、お子様では約100%となっています。その結果、日本の80歳の平均残存歯数は約8本ですが、スウェーデンは約15~20本と、2倍以上の差がついています。

こうしたことからも、むし歯や歯周病などにより天然歯を失わないために、いかに予防歯科が重要であるかがおわかり頂けるかと思います。いくつになってもご自身の歯でしっかりと物を咬み続けるためにも、当院で予防歯科を受け、病気予防をはかるようにしてください。予防歯科なら神戸市中央区・高速神戸の当院までお越しください。

歯周病とは

歯周病とは、歯と歯茎の間に歯垢がたまり、その中の細菌に感染することで歯肉が炎症を起こしたり、歯槽骨(歯の土台となる骨)が溶けて歯がぐらぐら動いたり抜けたりする病気です。初期段階には痛みやしみなどの症状がほとんど現れないため、それらの症状を感じて歯科医院に行った時には、症状が進行した後だったというケースが多いのが特徴です。

現在、歯周病は「歯を失う一番の原因」とされており、日本の成人の80%以上がかかっていると言われています。

歯周病の進行

歯周病は、歯肉が炎症を起こす「歯肉炎」と、炎症が進行して深部にまでおよぶ「歯周炎」とに分けられます。これら「歯肉炎」と「歯周炎」を総称したものが歯周病であり、その進行度合いは、「G」そして「P1」から「P3」までの4段階で表されます。

歯肉炎(G)

歯茎が腫れ、ブラッシング時や硬い物を食べた時などに、出血することがあります。

軽度歯周炎(P1)

歯と歯茎の間の隙間(歯周ポケット)が深化し、そこからの出血や、膿が出たりすることがあります。また、出血や膿により口臭を感じるようになることもあります。

中度歯周炎(P2)

歯周ポケットがさらに深化し、歯が浮いたような感じがあるなどの自覚症状が現れます。また、物を強く噛むとぐらつき、痛みなどを感じるようになります。

重度歯周病(P3)
  • 歯茎が赤く腫れている
  • 歯と歯の間に隙間がある
  • ブラッシング時に出血する
  • 歯茎から膿が出る
  • 口臭がある
  • 冷たい物を口に入れると、歯がしみる
  • 歯茎が下がっている(以前よりも歯が長くなった気がする)
  • 歯がぐらぐらと動く
  • 煙草を吸う
  • 不規則な生活を送っている

歯根を支えている歯槽骨が半分以上溶け、歯根が露出し、ぐらつきや痛みが悪化します。痛みのために、食事がとれなくなる場合もあります。

歯周病チェックシート

痛みがなくなった!―でも、それは治ったわけではありません―

残念ながら歯周病は、完治することがない病気であるとされています。そして、「痛くなる」「痛くなくなる」を繰り返して、少しずつ進行していき、最終的には歯が抜けて落ちてしまう恐ろしい病気です。

ですので、治療途中で痛みがなくなったからといって、ご自身の判断で治療を中止しないようにお願いします。「痛みがなくなった」のは、歯周病が治ったからではありません。あくまでそれは、症状の進行の一過程に過ぎないのです。そのことをしっかりとご理解頂き、症状の改善・抑制に努めて頂ければと思います。

歯を失わないために必要なこと

いくつになっても歯を失わず、ご自身の歯で物を咬み続けるために必要なこと。それはむし歯・歯周病などの病気を効果的に予防することです。むし歯・歯周病はともに歯を失う大きな原因となります。

ただし、それらの病気には「初期段階には自覚症状が現れにくい」という特徴があるため、いくら注意していても、痛みやしみを感じて歯科医院に行ったら、もうすでに症状が進行してしまっていて、結果、大切な歯を失ってしまうということも起こりえます。

こうした、ご自身では気がつきにくいむし歯・歯周病などの病気を予防するためには、やはり歯科医院にて定期健診を受ける必要があります。「歯のプロ」によるきちんとした検査、ケアを受けることで、予防できる確率は飛躍的に高まります。また、定期健診でむし歯・歯周病が見つかっても、当院が推奨する3ヶ月から半年に1回程度の健診を受けられていれば、症状が進行する前に発見し、治療することが可能です。このように、定期健診は予防だけでなく、病気の早期発見・早期治療にも高い効果を発揮するものなのです。

  • tel_sp.png
  • メールでのお問い合わせ
  • 医療法人社団 松村歯科医院 オフィシャルサイト
  • 医療法人社団 松村歯科医院 Facebook
  • スタッフブログ