こんにちは
神戸駅前 松村歯科医院 歯科衛生士の木村です
さて、今回は『花粉症と歯周病』についてお話したいと思います
みなさん花粉症は大丈夫ですか？
私は今のところ症状はありませんが、突然症状が出ると聞き日々ドキドキしています
花粉症にはくしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの代表的な症状があります。
しかし、花粉症は口の中にもトラブルを引き起こしてしまう疾患だということをご存知ですか？
花紛症の主な症状である鼻水や鼻づまりは、歯にとってもよくありません
花粉症で鼻が詰まると鼻で呼吸がしずらくなります。
そのため、口で呼吸をすることが多くなり、口の中の水分が蒸発しやすくなり、口の中が乾燥してしまいます。
さらに、花粉症の薬を飲んでいる場合、その薬には唾液の分泌を抑えてしまう作用をもつものが多くあり、口の中が乾燥してしまいます。
口の中が乾燥すると、唾液の浄化作用なども十分働かず、口内細菌が繁殖しやすい環境になります
そのことで、歯の周りに歯垢が付きやすくなります。
十分な歯みがきをしていない場合、さらに歯周病になりやすくなってしまいます
歯垢の中には無数の細菌が住んでおり、歯ぐきに炎症を起こしてしまい、痛くなったり、歯周病を悪化させてしまいます。
このように、花粉症と歯周病には深い関連性があります
歯周病を予防するためには日々のご自身での適切なブラッシングが一番大切ですが、ご自身ではケアしずらい部分ももちろんあります。
そういう部分から歯周病は進行しやすいので、定期的なメインテナンスでお口の健康を守っていきましょう
私たち歯科衛生士がそのお手伝いをさせて頂きます
